「うちの子は大丈夫?」入園前の保護者が心配していることBEST3

みなさん、こんにちは!

新年度を前にして気合が入る元保育士、『保育レター』のMAmaCO(麻々子)です。

もうすぐ幼稚園や保育所などに入園する子どもたちは、ワクワクドキドキ!

ちょっぴり不安、でも楽しみと心待ちにしていることでしょうね。

保護者の方も子どもたちと同様、子どもが入園するにあたって喜びと不安でいっぱいだと思います。

でも喜びというよりも、「うちの子は自分で何もできないけど、本当に大丈夫かな?!」など、いろいろと心配されている保護者の方も多いのではないでしょうか?!

そこで今回は、幼稚園や保育所などの入園を控えている保護者の方が心配されている中の”生活面”にスポットを当てて、実際の保育の現場の様子をお伝えします。

特に3歳児(年少)、4歳児(年中)から入園される保護者の方は、ぜひ参考に読んでいただければと思います。

オムツ・トイレに関する心配

3歳以上の子どもを持つ保護者の方の一番の心配ごとは、「まだオムツが外れていない。」「自分でおしりが拭けない。」「おもらしをして迷惑をかけてしまうかもしれない。」など、トイレに関することではないでしょうか?!

はじめにお伝えしておきますが、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。

心配①「まだオムツが外れていない。」

保育所では、0歳児クラスでも月齢によってはトイレトレーニングに取り組んでいきますが、3歳児・4歳児クラスでも、実際のところ何人かはオムツが完全に外れていない子どもはいます。

幼稚園や保育所によっては、入園を控えている3・4歳児はオムツが外れていることが望ましいというところもあるかと思います。

でも万が一オムツが外れていなくても、子どもの様子を見てトイレに行くように促し、オムツが外せるようになるために、しっかりサポートしていきます。

心配②「自分でおしりが拭けない。」

自分でおしりが拭けなくても、「先生、出たよ~!」と言えば、保育士が拭いてくれます。

手が離せないことがあって、すぐに拭きにいってあげられないこともあるかもしれませんが、そんなに長時間放置するわけではないので安心してくださいね。

心配③「おもらしをして迷惑をかけてしまうかもしれない。」

3歳児・4歳児クラスでオムツが外れていたとしても、夢中になって遊んでいるとトイレに行くことを忘れて、おもらしをすることもあります。

もし、おもらしをしてしまっても、私の勤務していた保育所では、「心配しなくても大丈夫よ。キレイにしてお着替えしようね。」と言って、シャワーで流し清潔にして着替えをします。

失敗して濡れた衣服は、保育士が水洗いをして持って帰ってもらいます。

最初に心配しなくても大丈夫とは言いましたが、慣れない環境の中で親以外のまだ慣れていない大人に、何でも言える子どもばかりではありません。

自分の子どもだけオムツだったり失敗ばかりしていたりすると、「やっぱりかわいそう…。」と思う方もいると思います。

確かにトイレに一人で行った経験が一度もない場合、いくら幼稚園や保育所で配慮していても、子どもは入園すると困ることもあると思います。

安心して入園できるように、家庭でも子どもの様子を見ながら時間を見計らってトイレに誘い、少しずつトイレに慣れておくことも大切です。

この時に注意してほしいことは、もし失敗しても叱らず、そして成功したときは子どもと一緒に喜んで、たくさん褒めてあげてくださいね。

トイレトレーニングのコツは、焦らず“根気よく”子どもと付き合うことです。

食事に関する心配

「食事にムラがあって少食。」「好き嫌いが多い。」「食べるのが遅い。」「お箸がまだ上手に使えない。」など、ちゃんと給食を食べられるのか?!食事に関しても心配ごとは多いと思います。

でも食事に関しても、それほど心配しなくても大丈夫です。

心配①「食事にムラがあって少食。」

食事も個人差がありますので、たくさん食べる子どももいれば、少ししか食べられない子どももいます。

食事の量が多くて残してしまうよりも、まずは少しの量でもいいので完食を目標にして、幼稚園や保育所では子どもに応じて給食の量を調節します。

「全部きれいに食べたよ。」という方が、子どもは達成感があって自信を持つことができます。

幼稚園や保育所に入園すると、家庭にいた頃よりも活動量が増えるので、自然と食べる量も増えてくると思いますよ。

心配②「好き嫌いが多い。」

好き嫌いに関しては、幼稚園や保育所でもなかなか難しい課題ではありますが、給食では子どもたちが喜んで食べてもらえるように工夫をして、バランスのよい食事を提供しています。

案外お友だちと一緒にワイワイ言いながら食べていると、知らず知らずのうちにパクっと食べていたということもあります。

どうしても食べることができない場合は、「これくらいなら食べられるかな?」と確認すると、がんばって一口でも食べてみようとする姿が見られることがあります。

心配③「食べるのが遅い。」

「ボーっとして自分で食べようとしない。」「おしゃべりばかりして食事が進まない。」「いつまでも口の中に食べ物を入れて呑み込まない。」などの理由で食事に時間がかかる子どももいます。

幼稚園や保育所では、家庭と違って給食の時間が決まっているので、ある程度は時間内に食べられるようにしなければなりません。

家庭とは違う雰囲気の中で、お友だちとの競争心から幼稚園や保育所では、黙々と食べる子どもは結構います。

それでも食事に時間のかかる子どもには、3歳児~5歳児クラスの子どもでも、適切に声かけをしたり食事の介助に付いたりします。

心配④「お箸がまだ上手に使えない。」

私が勤務していた保育所では、3歳児クラス(年少)からお箸の練習をしていましたが、まだまだお箸を上手に使って食べられる子どもは少ないです。

そのため、お箸だけでなくフォークとスプーンも一緒に用意していました。

お箸しか用意されないわけではないので、「入園するまでにお箸を使えるようにしないと…。」と、焦る必要はないです。

5歳児クラス(年長)になると、ほとんどの子どもがお箸を使って食べられるようになりますので、心配はいりませんよ。

服の着脱に関する心配

服の着脱に関しては、「ボタンが掛けられない。外せない。」「ファスナーができない。」「くつ下が1人で履けない。」など、「まだ自分一人で着替えができない。」というお悩みが多いのではないでしょうか?!

心配①「ボタンを掛けられない。外せない。」

幼稚園の場合は、指定の制服や体操服が多いと思います。

そのため、ボタンを掛けたり外したりできなければ一人でお着替えができませんので、心配される方も多いと思います。

例えボタンが掛けられなくても外せなくても、先生がさり気なく手を添えて手助けをしてくれます。

しかし、まずは家庭でも入園前に自分でお着替えができるように、時間がかかってもいいので一度制服を着る練習をしてみるといいかもしれませんね。

保育所の場合は、制服がないところが多いので、できるだけボタンがなくて着替えやすく、活動しやすい服を用意してもらうようにお願いをしていました。

心配②「まだ自分一人で着替えができない。」

上着、ズボン、くつ下などの着脱は、子どもにとっては一つ一つの動作が難しく、自分で着替えることに苦戦している子どもはたくさんいます。

その場合は、自分でも着替えやすいように服をセットしてあげたり、少しだけ手助けをしてあげたりすると、子ども自らが進んで着替えようとする姿が見られることが多いです。

3・4歳の子どもは、入園してからしばらくすると、お手伝いをしなくても自分一人で着替えられるようになるので、服の着脱に関してもそれほど心配することはないですよ。

入園を控えている保護者のみなさまへ、最後に一言

保護者の方の心配ごとは、本当に尽きることはないと思います。

0~2歳児くらいから保育所に通っている子どもは、比較的できることも多いので、3・4歳から入園する子どもを持つ保護者の方が、焦っていろいろと心配する気持ちもよくわかります。

しかし幼稚園や保育所では、いろんなことができるように子どもたちのサポートをしますので、そんなに心配しなくても大丈夫です。

保護者の方にお願いしたいことは、「〇〇できないと、幼稚園や保育所に行けないよ。」「もうすぐ幼稚園や保育所に行くのに、〇〇ぐらいは自分でできないとダメよ。」など、絶対に言わないようにしてください。

子どもを心配するあまり、励ますつもりで言ってしまうことがあると思いますが、子どもが楽しみにしている幼稚園や保育所は大変そうだという悪いイメージを持ち、子どもにプレッシャーを与えてしまいます。

幼稚園の先生や保育士は、子どもたちの保育援助がお仕事です。

子どもに関してはプロです。

入園してしばらくすると、「こんなことができるようになったの?!」と心配していたことがウソのように思えるはずです。

子どもたちは、いろんな刺激を受けながら日々成長しますので、安心して幼稚園や保育所に預けてもらえればと思います。

子どもと1日中一緒にゆっくり過ごすのも残りわずかですので、この貴重な時間を大切にして入園の日を迎えてくださいね。